2023/11/17 23:13

「桑原・鬼柳めだか米の会」の年間取扱量は、約15トン。(2022年度実績)
うるち米が約11トン、酒米が約4トンとなっています。
生態系保全型農業や生物多様性の保全にご賛同いただいている農家さんからの仕入れ(約10軒の農家さん)と、休耕田を復田して稲作に取り組む「おだわら農人めだかの郷」からの仕入れを合計した15トンです。
農家さんからの受け入れ品種は、「はるみ」、「キヌヒカリ」、「てんこもり」の3種(2022年)
酒米は、「吟のさと」という品種で大井町の井上酒造さんに収められています。
かねてより地元の「水」と地元の「酒米」でお酒を造りたいと念願されていた井上酒造さんが2016年に「左岸」という銘柄の純米吟醸酒としてデビューさせました。
「左岸」という名前の由来は、言うまでもなく、酒匂川左岸を原産地とする酒米で造られるという意味ですが、「左岸という名前でいきましょう」と提案したときに、フランス通でもあった井上酒造の社長さんはパリのセーヌ川の左岸も連想したらしく、「セーヌの左岸、イメージいいね、芸術家が集まるところで学生街もある、アタマを使う場所でもあるしね。サンローランの左岸店はサンローラン・リブゴーシュと言ってあまりにも有名だし」というわけで、ボトルには「rive gouche」(仏語 左岸の意) と、洒落て、記されています。
アルコール度11度となっていて、日本酒のビギナーさんにも受け入れられるフル―ティな薫りが評判です。